はじめに
こんにちは!新しい年度が始まり新しい環境、新しい出会いとまだまだ少し気疲れしてしまう方もいるのではないでしょうか?
僕は新しいことがとても苦手で、慣れるまでにとても時間がかかります。今まではそんな不器用な自分はダメなんだと、いつも辛い気持ちでいっぱいでした。でも畑は自分のペースでゆっくりと思うままにできるのですごく安心して楽しむことさえできます。
そしてそこにいる生き物たちのありのままの姿に、別に無理して自分を形づくる必要ない。自然体で良い。得意なこと、苦手なことがあるのは当たり前。そう思えるようになりました。(例えばアマガエルは羽がないから空は飛べないけど、高く跳ねること、上手に泳げるなど凄いことも沢山ありますからね。)
そうは言っても、どうしようもなく辛い時もありますよね。前向きな言葉ほど辛くなる時だってあります。そういう時は言葉は意味を持たないと僕は思いました。
今これを読んで下さっている「あなた」
先日、知り合いの農家の方が見せてくれた素敵な場所を紹介しますね。
連れてってくれた場所
僕はすぐに気持ちが追い詰められてしまい、一杯いっぱいになってしまいます。それを知っている知り合いの農家の方が先日連絡をくれました。
「ものすごく生命力にあふれているものを見せてあげるから、おいで。」
僕は何だろう?と思い行くことにしました。その方はフルーツ農園をされていて、四季で色んな果物を教えてくれます。
現地に着くと
「こっち、こっち」
と手招きされます。そして目の前にある木のトンネルをくぐってみると。そこにはいつもと違う世界がありました。
生命力あふれる世界
目の前に広がっているのは、沢山の可愛い花を咲かせているブルーベリーでした。
1つの枝に沢山の小さな花が付いています。その花の一つ一つがやがて実になるそうです。
沢山の花をつけるブルーベリーは生命力が凄く、ボーっと見つめてしまっていました。
「すごい」
そう圧倒されていると、かすかな音が聞こえてきました。そちらの方を見てみると、、、。
ミツバチやクマバチが忙しそうに飛び回っていました。この子たちが飛び回り花粉を集めることで、ブルーベリーは受粉し実になっていくんですね。
この子たちは花粉をもらえる。花は受粉できる。お互いに幸せになれる関係なんですね。
気が付けば何時間も居座って、何百枚も写真も撮っていました。
そしていつの間にか辛い気持ちもどこかへいき、元気になっていました。
そして大切なことに気づきました。
大切なこと
辛い時、自分ではどうしようもない時。人から離れてみるのも良いと思いました。理屈じゃない自然の大きさ、優しさ、たくましさ。そこに言葉は必要なくて気が付けば気持ちが晴れている。そういうこともあるんだなと、今回教えてもらいました。もちろんこれでは駄目なこともあると思います。でももし今、どうしよもない辛さ、苦しみを抱えていたら、花でもいい、海でもいい、星を見るのも良いですね!そうやって自然の中に身を置いてみてください。
今回はちょっと堅い話になってしまいましたが、僕にとって自然や生き物や畑は、救ってくれた大切なものです。ですのでこれからもただ野菜、生き物だけじゃなく時にはこうやって救われた話もしていきたいと思っています。
皆さんの日々も幸せでありますように!!