突然の出会い
ある日、畑前の道の真ん中でポーズをとっているこの子に出会いました。
気持ち良さそうなのは良いのですが、その周りでは多くの仲間が車に轢かれています(汗)
そもそも本来は水の中にいるのに何で道端にいるのでしょうか?
アメリカザリガニ
なじみ深いこの子は外来種。アメリカ南部が原産地だそうです。さらに調べてみるとアメリカザリガニは食用として持ち込まれたのではなく、ウシガエルのエサとして持ち込まれたとという話もあるそうです。
それが今やいたるところで見るようになりました。
特徴的なのは、真っ赤な体と大きなはさみですね。とっても強そうです。
畑にも何故かいる
本当に驚いたのは僕の畑からも沢山出てくることです。春に土づくりのため耕耘していると、ころっと出てきます。信じられますか?畑やっていていきなりこの子が出てくるんです。
こんな感じです(笑)初めて見た時は目を疑いました。でもよくよく考えてみるともと畑で、今も畑の周りに田んぼの用水路があり、水も流れています。
それはいますよね、、、。
アメリカザリガニの脅威
僕の畑は用水路から敷地内に水が流れ込むようになっています。ほっとくとまた田んぼになってしまうので、水の入り口から畑の外周に沿って深さ40cmほどの水路を掘って水路の出口に繋げています。
ですが、なんどやっても水が浸入し畑が水没します。
水路を調べてみると、ザリガニが穴を掘ってそこから水が流れ込んでいました。
塞いでもまた隣にと繰り返しました。
最終的に水路に波板を入れる事で解決出来ましたが、この子の影響力は凄いものでした。
さすがアメリカ
やっぱりアメリカ産だけあってパワーが凄いなーと感心しました。でもやられっぱなしじゃ悔しいので、対策しては破られ対策しては破られとお互い切磋琢磨?して僕も少しは成長できたんじゃないかと思います。
もし僕と同じようにもと田んぼで野菜作りしていて、水が入るという方はこの子が原因の場合もありますので調べてみてくださいね!
でもやっぱり憎み切れない子です。畑でもなくなった後の殻は土に還りきっと野菜の栄養にもなってくれていると思います。
冒頭で紹介した道路にいた子も、きっとそこにいなければならない、もしくはいたい理由があったのでしょう。
自分の思いを大切にする。そんな大切な気持ちも教えてもらいました。
写真と畑でアメリカンドリームをつかむぞ!!そう心に誓いました。